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この記事はこんな方向けです
こんにちは!
機械系バイヤーのザク(@zaczac_21_1)です!
私は社会人歴7年目メーカー勤務のサラリーマンです
職種は購買で、普段は部品・製品の調達業務を行っています😄
また、私はインデックス投資と高配当株をメインに資産運用していて
高配当株投資のため簿記を取得し、企業の財務状態や配当金、将来性などを調べています
将来性を見定めるときは普段の購買業務で感じる世界情勢も考慮しながら行っていますよ!
そんなザクがこの記事では
などを解説していきます!
というわけで、今回のテーマはこちら!
【銘柄分析】電源開発(J-POWER):9513 2022年3月期3Q決算 株価高騰の理由は?【高配当株】
では、ご覧ください!😄
2021 3Q決算
2021 3Q決算の概要
2021年3月期3Q決算でサプライズ決算がありましたね😲
なんと、当期純利益が1.5倍増の大幅上方修正
それにより、株価も1日で15%程度上げるなど、市場は盛り上がりを見せています
上昇方向修正の理由
では、今回の上方修正の要因は何なのでしょうか?😅
まず、売上高が400億円上方修正されています
そして、それがそのまま利益として残るような形になっています
経常利益としては220億円増加で、予想値から50%アップ!
上の図は、経常利益の増減要因を示したものです
これを見ると発電事業の粗利が大幅に改善(減少)しています
これが今回の上方修正の直接的な要因みたいですね
また、下図の決算説明資料を見ると分かるように原因は燃料費の減少ということです
このグラフは火力発電の原料である液化天然ガスLNGの輸入価格の推移を表したグラフです
赤丸部の通り、2021年の秋はLNGの価格が大暴騰しました
ただ、そのとき電気代はほとんど変わらなかったため電源開発でその分を吸収することになってしまったみたいです
ただ最近になって LNG の取引価格が落ち着いてそのおかげで利益が戻ってきたみたいですね
今回の決算から見えてきたリスク
3Q決算だけ見れば、景気が戻ってきてよかったという見方ができますが逆に言えば今後も燃料費の高騰などによって利益が吹き飛ぶ可能性を秘めているということです😓
投資家としては燃料費の高騰リスクも気にしておく必要がありそうですね
最近はロシアのウクライナ侵攻によりヨーロッパへのLNGを融通するように米政府より要請がありました
ただでさえ、取引価格が乱高下しているのに、本当に融通するようになったら、影響はそれなりにありそうです😓
電源開発の財務・収益の分析や将来性についてはこちらの”電源開発の銘柄分析“という記事で解説してます!
もう少し詳しく電源開発について知りたいという方は参考にしてみてください😄
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まとめ
まとめます!
電源開発開発の2021年3月期3Q決算を考察しました!
燃料費減と販売価格の上昇により収益性は劇的に改善しました!😯
おかげで、株価も上がりまくり笑
しかし、個人的には今回の決算を見て安心して買える!
というふうには思えません
なぜなら、今後も燃料費の変動により収益性に大きく影響を受けそうだからですね
今持っている分の売却予定はありませんが、買い増し予定もありません笑
電源開発はしばらく様子見です笑
以上、皆さんの参考となれば幸いです
ご覧いただきありがとうございました!
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