【銘柄分析】電源開発(J-POWER):9513 将来性や事業概要を解説!【高配当株 ブログ】

高配当株投資 銘柄分析

こんにちは!

機械系バイヤーのザク(@zaczac₋21₋1)です!

私はインデックス投資と高配当株をメインに資産運用しています

毎日チャートにへばり付いたりはムリ!

毎日売買なんてめんどくせい!

という方には共感頂ける投資方法かな~と思います

でも!

ある銘柄を買う以上それなりの分析は必要です!

高配当株は特に!

この記事では私が分析を行った結果を紹介しますのでご参考ください!

というわけで、今回のテーマはこちら!

【銘柄分析】電源開発(J-POWER):9513 将来性や事業概要を解説!【高配当株 ブログ】

私は両学長とこびと株さんを参考に高配当株投資をしています

でも、十分に紹介されてない銘柄もありますよね?

おれの狙ってる株どやねん…的な(^^;

という訳で、こびと株さんの教えを参考に個人的に気になった銘柄を分析しています!

電源開発(J-POWER)は自分でも持っている銘柄ですよ(^^)

なお、本ブログは特定銘柄への投資を推奨するものではありません

投資に関してはあくまで自己責任でお願いします!

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ビジネスモデル・事業内容

事業は大きくこちらの四つの分野に分かれています

事業内容
  • 電気事業
  • 海外事業
  • 電力周辺関連事業
  • その他の事業 

売上ベースだと電気事業が圧倒的な規模を誇ります

しかし利益ベースだと海外事業の方が高くなっていて海外が4割を超えています

海外事業はコンサルティング事業がメインとなっていて、費用がそこまでかからないからなのでしょう😮

そのため利益がガッツリ得られるということでしょうね

投資家目線で言えば利益率の高い海外事業をもっと伸ばして行って欲しいところです😀

電気事業

電気事業は国内での発電や送電事業のことですが、東北電力と同じ発電規模を誇ります

水力発電、風力発電ともに国内2位です

海外事業

海外事業は特にタイでの事業規模が大きいみたいです

なんか意外ですよね 

タイではコンサル事業が実を結んで主要発電会社となり、電力事業自体も行っています

沿革

1952年に電源開発促進法が制定され、特殊法人として設立されます 

戦後の電力不足解消のため設立されたそうです 

最初の事業は水力発電としての佐久間ダム建設でした

そして、2004年に民営化されます

最近は海外発電事業にも注力しており、実を結んできています

1960年から途上国への技術提供・コンサル事業を進めて、いまの発電事業につなげている格好です

電力小売事業の自由化により、地域が縛られなくなったのも電源開発にとっては追い風でしょう

現状分析

分析の基準

分析は“【高配当株】ポートフォリオの作り方、選び方の基準を解説!【ブログ】“で書いた基準と比較しながら行っています😀

詳細を知りたい方は参考にしてみてください!

財務状況

自己資本比率がやや低めなのが若干気になるところ

ただ、自己資本比率は順調に伸びてきています

このままの調子なら問題はなさそうです

総資産、純資産も順調に成長してますね!

収益状況

営業収益はほぼ右肩上がりですね

コロナの影響か2021年は下方修正されています

今後の収益計画には気を配る必要がありそうですか、大きな問題は見当たりません!

営業収益率も高いですね~

ここ10年で10%前後をキープしています

これだけ営業収益率をキープしている企業はなかなかないです

配当

配当金の額自体はほとんど変わってません

増配には期待できませんが、減配も1度もないのは良いですね

安定的に配当金をもらう事ができそうです

配当性向も30%前後でちょうどいいですね

株主に対する還元意識もあり、配当金を捻出するための余力もあります

JTの配当推移(参考)

JTなんかだとかなり高い比率になっていますからね~(^^;

こちらみんな大好きJTですがかなり余裕がなくなってきてます

将来、血肉を切って配当を出す可能性もありそうです笑

株価

株価チャートを見るとここ5年くらいで最も低いですね

そのおかげで配当利回りが4%を超えてきたわけですが…笑

ここ5年の配当利回りを見ると株価の低下に伴い、配当利回りは上昇しています

当然ですかね笑

配当金の額自体はほぼ横ばいですから(^^;

株価が単純に下がっているだけなら買いにくいですが、財務状況や収益はけっこう良い感じです

なら、将来性に問題があるのか?

と調べてみましたが

そうでもなさそうです

経営計画~将来性~

ウェブサイトでは十分な経営計画が示されています!

中期経営計画 | 経営方針 | J-POWER(電源開発株式会社)
J-POWER(電源開発株式会社)の株主・投資家の皆&...

目標が数値で明確に示されています

こういう企業は信頼できますね

計画では2050年までの目標まで見通されています

発電設備はモノが大きいですから、それなりのスパンで見る必要があるんですかね~?

2050年まで見通している企業はあまり見たことありません

今後の計画ではゼロエミッション(CO2削減)が大々的にうたわれており、SDGSやパリ協定など今後の世界的な流れにも合致していると感じます

注目ポイント 環境対応を見通した経営計画

世界は急速に環境保全にシフトしている印象です

これに対して電源開発は古くから再生エネルギーにも取り組んでいます

また、炭素排出量が石油などに比べて少ない石炭を重要な資源として位置付け、更なる低炭素化に向けて技術開発をしているようです

パリ協定では2050年までの温室効果ガス排出ゼロを目指していますが、現実的には燃料を使うことになるのかな~

と個人的には思っています

その中で石炭による発電は一定のニーズがあると見込んでいます

パリ協定

トランプ政権ではパリ協定を離脱し、政権の環境への関心は薄かったですね

しかし、バイデン大統領は早期にパリ協定に復帰する意向で、環境への関心も高いようです

世界を引っ張るアメリカが脱炭素に舵を切れば他国も追従しそうですね

東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
東洋経済が運営する日本最大級のビジネスニュースサイト。東洋経済オンラインはビジネス、経済ニュース、就職情報など、ビジネスパーソンのための情報が充実。

SDGs

SDGsは2015年に国連で採択されたものです

持続可能な社会を作るために制定されたものだそうです

私の取引先の方もSDGsバッジを付けてました笑

SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform

注目高配当株

これ以外にも個人的に注目している銘柄をこちらで紹介していますので参考にしてみてください😀

日本特殊陶業

日本特殊陶業は既に高配当ですが、電気自動車にも使われる個体電池が今後さらに伸びる可能性を秘めていて、注目の銘柄です

こちらの“【銘柄分析】日本特殊陶業:5334 スパークプラグの次は全固体電池【高配当株】“でも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください😎

バルカー

バルカーは工場などで使われるシール製品で有名ですが、半導体製造装置に欠かせない部品も作っています

デジタル化に欠かせない部品を作っているので、現時点で既に高配当ですが今後の成長にも期待できます!

こちらの“【銘柄分析】バルカー:7995 半導体関連事業の成長に期待!【高配当株】“で詳細な分析をしていますので参考にしてみてください😀

まとめ

まとめると個人的に電源開発はいまかなり注目している銘柄です

利回りのいい今のうちに買っときたいですね!

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以上となります!

読んで頂きありがとうございました!

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