この記事はこんな方向けです
こんにちは!
機械系バイヤーのザク(@zaczac_21_1)です!
私は社会人歴7年目のメーカー勤務のサラリーマンです
職種は購買で、普段は機械の調達業務を行っています😄
また、私はインデックス投資と高配当株をメインに資産運用していて
高配当株投資のため簿記を取得し、企業の財務状態や配当金、将来性などを調査しています
将来性を見定めるときは普段の購買業務で感じる世界情勢を考慮しながら行っています!
今回のテーマはこちら!
【高配当株投資】マネックス証券の銘柄スカウターを使った銘柄の探し方【ブログ】
この記事を読むとこんな事がわかります
銘柄スカウターを知るまでは、SBI証券や楽天証券のスクリーニングで、銘柄を探していました
まあ、それでも使えてはいたんですが、高配当株を探す際に長期で業績が伸びているか?っていう観点では、SBI証券や楽天証券だと拾いきれなかったんですよね
直近の業績しか見れないというか…
そんな中、マネックス証券の銘柄スカウターは長期の業績でもふるいにかけることができます
それ以外にも、銘柄の比較やメモ機能など地味に便利な機能があってスクリーニングツールとしてはマネックス証券の銘柄スカウターが一番好きです笑
それでは、より具体的に解説していきますのでぜひ最後までご覧ください!😄
銘柄スカウターって何?
銘柄スカウターはマネックス証券の口座を開設すれば、無料で使える銘柄探しツールです
正直、無料で使えるのがほんとにありがたいなぁ〜って思います笑
楽天証券やSBI証券などには無い機能もあり、それにより高配当株探しがかなり楽になるので、ぜひ使ってみて欲しいですね!
具体的にいうとこちらの3つ
このあと詳しく解説していきます
銘柄スカウターを使うためにはマネックス証券の口座開設をする必要があります
口座開設も口座維持も無料なので、試しに開設して使ってみてください😄
もし、合わなければ使わなければいいだけですからね!
マネックス証券はネットでの手続きだけで簡単に口座開設が可能です!
口座開設も2-3日で完了しますよ
銘柄スカウターのここがイイ!
5年10年の業績でスクリーニングできる!
10年スクリーニングという機能で業績の長期実績で絞り込むことができるんです
楽天証券や SBI 証券だと直近の実績でしか絞り込むことができません💦
基本的に高配当株は長期で収益性や財務状態が安定している企業に投資するのが一般的です
なのでこの10年スクリーニングは探したい銘柄との相性がすごく良いんです😀
私が特によく使うのはこちらの2つの項目です
5年or10年の売上高の成長率
5年or10年の平均営業利益率
5年or10年の売上高の成長率
5年で3% or 10年で5%
- 数値はあくまで目安です!お好みに応じて10年で3%とか10年で7%とかに変えても全然OKです😄
3つの中でも特に重視しているのが売上高の成長率です!
なぜなら、配当金の原資は売上だからですね😎
利益率を高める事でも配当金の原資は増えますが、売上が伸びなければいつか配当金の伸びも頭打ちします😓
増配して配当金を年々増やして欲しいという期待も込めて、売上高成長率を重視します!
5年or10年の平均営業利益率
5年で10% or 10年で10%
これは長期にわたり効率的に稼げているかを確認するために見ます
高配当株は基本的にはある程度成熟した企業であることが多いです
そして、安定して高い配当金を出してくれる企業は長期にわたり営業利益率が高いことが多いです
利益率が高い方がが株主に渡せる配当金も多くなるし、
市場で長期にわたり優位性のあるポジションを確保している可能性が高いからですね!
これら以外にも、私が普段使っている銘柄探しの基準があります
それはこちらの記事で紹介していますのでぜひ参考にしてみてください😄
関連銘柄の比較が簡単
銘柄スカウターは関連銘柄の比較も簡単です✨
この機能はSBI証券でも使えます
ただ、使いやすさはマネックス証券の銘柄スカウターの方が上かな〜と感じます
具体的に言うと
スクリーニングで見つけた銘柄の関連銘柄(競合他社)との比較が簡単です✨
スクリーニングで絞り込んだ後は企業の詳細を軽くチェックすることになると思います
ただ、売上の伸び具合、営業利益率や自己資本比率がその業界の中で良い方なのか?悪い方なのか?
比較してみないと何とも言えないな〜😅
という時に便利です
私がチェックするのはだいたいこんな項目です
ちなみにこれ以外にも調べられる項目はありますので、お好みに合わせてチェックしてみてください!
では、実際の画面で比較してみます
分かりやすいように日本の大手自動車メーカーこちらの3社で確認してみたいと思います
例えば、TOYOTAの企業情報ページから関連銘柄を比較したい場合は、下の方の「大手自動車」というところをクリックします
次に比較したい銘柄にチェックを入れます!
比較するをクリックで銘柄を比較できるページに飛びます
黄色部のタブをクリックすることで
様々な情報を比較できますよ!
売上の成長具合
もう少し詳しく見ていきましょう
下の図のように各社売上推移を簡単に比較することもできます
売上推移のパターンはいくつかあると思いますが、ざっくり下記のように予想できます
今回のパターンはNISSANだけが売り上げが落ち込み気味って感じです
理由は明白です
あのカルロス・ゴーン氏騒動のせいでしょうね笑
TOYOTAとHONDAは売り上げ的には成長傾向ですので、特殊事例が無ければ自動車業界的には伸びていそうだなと考える事ができます
自己資本比率
自己資本比率はこんな感じで比較できます
自己資本比率は業界ごとに標準的な値が異なってきます
一般的には40%や50%以上であれば倒産しないと言われていますけどね😅
例えば、銀行業界は軒並み低くいです
三菱UFJフィナンシャルグループ 4.7%
三井住友銀行フィナンシャルグループ 4.9%
低いから一概に悪いというわけではなく、そういう業界なんだと思っておくと良いと思います😀
営業利益率
営業利益率も売り上げの推移と同じようにグラフで簡単に比較できます
営業利益率を見ると3社の傾向がけっこう別れます
NISSANはやはりというか、2021年は赤字に転落しており、利益率の推移は微妙です
売り上げが増加傾向だったTOYOTAとHONDAを比べてみると、利益率の水準がかなり異なることが分かります
TOYOTAは概ね8%程度の利益率であり、最小値は6%程度
HONDAは概ね5%程度の利益率で、TOYOTAの最小値6%を超えているのは2014年だけです
これを見る限りだと、TOYOTAは市場で優位性を持って効率良く稼げている事が分かりますね!
メモ機能が便利
銘柄を調べたはいいけど、結局メモらずに気が付いたら同じことを調べてしまっていることってありませんか?
そのときにおすすめなのがメモ機能です
銘柄スカウターのメモ機能はアクセスしやすいのがイイところ😄
メモ機能を起動するときに別のタブを開いたり、別のページに行く必要がありません
実際の画面で見てみます
企業の業績情報のページがこちらになります
吹き出しダシマークにカーソルを当てるとメモが浮かぶようになってます
で、メモ機能を起動するときは、左上の吹き出しみたいなマークをクリックするとメモが開きます
あとはそこに気になったことを記入するだけ!
タブをクリックすることで、チャートや配当など確認したい項目をクリックすればページを移動することなく、確認することができます
タブを移動しても常に左上にメモマークが表示されているので、どのタブを開いていても簡単にメモができます
最初は良い!とか悪い!とかだけでもいいと思います!
とにかく1回チェックして分類したことが分かれば、何度も同じ銘柄を見る必要がなくなって時間短縮になります
参考ですが、私はスクリーニングで拾いにくい下記のような情報をメモとして残すことが多いです
銘柄スカウターで実際にスクリーニングで探してみよう
まずはログインします
すると、右下の方にマネックス銘柄スカウターと書いてあるところがあるのでそこをクリックします
次に銘柄スカウターの「10年スクリーニング」をクリックします
そして、条件を新しく作るために新規作成をクリックします
まずは基礎条件を選びますが、私はここはあまりいじりません
次に詳細条件をいじっていきます
こんな風に好きな条件を10個まで選べます
別に7個とかでもOKです
条件を決めたら数値を入力してスクリーニングをクリックします
ちなみに「マイスクリーニングに設定を保存」で条件保存できるので、次回からはすぐに検索できます
そしたら、スクリーニングで絞られた銘柄がこんな風に表示されます
☆印をクリックすれな、簡単にお気に入りに登録できます
もう一度押せばお気に入りから簡単に解除できるし
さらに吹き出しマークをクリックすればメモを起動し記入できます
ちなみにカーソルを合わせるとメモが表示されて便利です!
銘柄スカウターは無料!
銘柄スカウターは無料で使えます!
もちろん、口座開設も口座維持も無料なので、一切費用はかかりません
実際、私は取引をほとんどせずに銘柄スカウターを毎日使っていますが、一切費用はかかっていません
めちゃくちゃありがたいです
まあ、有料だったらSBI証券のスクリーニングで我慢することになるでしょう笑
まとめ
まとめます!
この記事ではマネックス証券の銘柄スカウターで効率良く銘柄を探す方法について解説しました!
銘柄スカウターを使えば、楽天証券やSBi証券のスクリーニングよりも効率良く、銘柄を探すことができると思います!
5年10年の業績でもふるいにかけて、簡単に銘柄を比較して、メモ機能で記録を残す
これだけでかなり時間短縮ができています
楽天証券やSBI証券もいいですが、マネックス証券の銘柄スカウターを使ってより効率良く銘柄を探しましょう
以上となります!
ご覧頂きありがとうございました!
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