<トイ・ストーリー>
洋題:You’ve got a friend in me
邦題:君はともだち
こんにちは!
機械系バイヤーのザクです!サイトをご覧いただきありがとうございます。
先日、トイ・ストーリーが金曜ロードショーで放映されましたね。
英語の勉強を兼ねて劇中歌である「You’ve got a friend in me / 君はともだち」の和訳・解説をしてみましたので、ご覧ください!
【歌詞和訳 解説】You’ve got a friend in me / 君はともだち【英語】<トイ・ストーリー>
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- トイ・ストーリー劇中歌 和訳・解説
- You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
- You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
- When the road looks rough ahead / もし行く先がでこぼこ道で
- And you’re miles and miles / From your nice warm bed / 長く険しい道のりでも
- Yeah, just remember what your old pal said / 思い出してくれ、旧友のこの言葉を
- Boy, you’ve got a friend in me /「僕はきみの友だちだ」
- Yeah, you’ve got a friend in me / そうさ、僕は君の友だち
- You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
- You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
- You’ve got troubles, and I’ve got ‘em too / 辛いことがれば共に分かち合う
- There isn’t anything I wouldn’t do for you / 君のためならどんなことだってするさ
- We stick together and can see it through / 何があろうと一緒に乗りこえていける
- ‘Cause you’ve got a friend in me / だって僕は君の友だちだもの
- You’ve got a friend in me / 僕は君の友だちだから同じなので省略します。
- Some other folks might be / 他の人が僕よりもA little bit smarter than I am / ちょっとだけ賢かったりBigger and stronger too, maybe / 背が高かったり、強かったりするだろう
- Some other folks might be / A little bit smarter than I am / 他の人が僕よりも / ちょっとだけ賢かったり
- Bigger and stronger too, maybe / 背が高かったり、強かったりするだろう
- But none of them will ever love you ,The way I do,it’s me and you, boy / でも、僕は君の事を誰よりも大切に思っている
- And as the years go by / どんなに時が経とうとも
- Our friendship will never die / 僕らの友情は決して無くならない
- You’re gonna see it’s our destiny / それが僕らの運命さ
- You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
- You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
- You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
- I と you は誰なのか?
トイ・ストーリー劇中歌 和訳・解説
You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
<直訳>
「あなたには既に私という友達がいる」
<単語>
・you have got A = you’ve got A
文法的には現在完了です。過去から継続してgetしている、手にしているという意味になります。
・a friend in me
in には様々な意味があり、weblioによると前置詞だけでも14の意味/用法があります。その中でも同格を表す「~という~」意味が適切でしょう。つまり、ここでは「私という友達」となります。
<解説>
友達に向かって、「お前にはもう俺という友達がいるじゃないか」というような表現です。つまり、「おれがいるから安心しろよ」というようなニュアンスの意味になります。
俺がついてるぜを英語で言うと?
逆に日本語歌詞の「俺がついてるぜ」を英語で言うと、「You’ve got a friend in me」となるわけですね😀
You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
同じなので省略です。
When the road looks rough ahead / もし行く先がでこぼこ道で
<直訳>
「前方のその道がデコボコしているっぽい時」
<単語>
・looks
A look(s) B で「AがBしているように見える→AはBのようだ」という意味になります。ある意味lookをbe動詞の代わりに用いて、「Bという状態にある」という事を表現しています。
・rough
様々な用法があるが、形容詞として用いるコトが多いです。ここでは、形容詞の「でこぼこしている」が適切でしょう。日本語でもラフな格好で良いよとかいいますよね。そんな粗っぽい様子を表現する単語です。
・ahead
私自身、前置詞かと思っていましたが、調べたら副詞のようです。意味は「前方へ、前方に」ですね。
<解説>
「the road ~ ahead」で「その道の先」。これは、長い人生を道に例えている表現です。そして、「その人生がでこぼこしている」。つまり、「人生で困難があるときは」という意味になります。
And you’re miles and miles / From your nice warm bed / 長く険しい道のりでも
スラッシュの部分で歌詞的に区切れてはいますが、文章としてはこのまとまりで一つの文章です。更にこの文章はWhen the road looks rough aheadともAndで繋がっていて、Whenがこの文章にも掛かっています。これらはまとまりで考えた方が意味が掴みやすいです。
<直訳>
「素晴らして暖かいベッドから遠く離れている時も」
<単語>
・miles from A
用法的には名詞ですが、副詞的に用いて「Aからはるか先」という意味があります。「miles and miles」と重ねることで「はるか先」を強調しています。
・nice warm bed
ここではベッド自体を指しているのではなく、「安心できる場所」の比喩と考えられます。
<解説>
でこぼこ道から文は続いていて、「ここからの人生でこぼこ道があって、ゴールまでの道のりが険しい時でも」という意味になります。
Yeah, just remember what your old pal said / 思い出してくれ、旧友のこの言葉を
<直訳>
「さあ、そんなときはおれが言ってた事を思い出せよ」
<単語>
・Just remember
命令文です。rememberするよう命令しています。命令文で使うJustはrememberを強調しているような意味合いとなり、「とにかく、いいから」というような意味が追加されます。
・what
関係代名詞で名詞節のwhatです。sayと共によく用いれらます。元々は二つの文章が関係代名詞によって下記のように接続されていきます。
Just remember that. your old pal said the things
⇒ Just remember the things which your old pal said
⇒ Just remember what your old pal said
・pal
「仲間、仲良し、ともだち」という意味があり、oldで修飾して「古くからの友達、幼馴染」というような意味になります。
<解説>
「おれが言ってた事を思い出せよ」という意味ですが、その言っていた内容は「you’ve got a friend in me」です。「困ったときはおれが友達であることを思い出せよ」という事ですね。
Boy, you’ve got a friend in me /「僕はきみの友だちだ」
<解説>
「思い出せよ」と言ってすぐにこの後、「you’ve got a friend in me」が連発されます笑 細かいことは言わずに、「おれはお前の友達」という事だけで、いろんな事を伝えていますね。短いけど非常に分かりやすくて、かつ、頼もしい言葉です。
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Yeah, you’ve got a friend in me / そうさ、僕は君の友だち
You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
You’ve got troubles, and I’ve got ‘em too / 辛いことがれば共に分かち合う
<直訳>
「君がトラブルを抱えてなら、まぁおれも一緒にそいつら(them)を抱えるよ」
<単語>
・you have got A = You’ve got A
文法的には現在完了です。過去から継続してgetしている、手にしているという意味になります。
・well
wellには様々な用法がありますが、ここでは間投詞(要は相槌です)の「まあ」が適切でしょう。
・’em
themの省略形です。
<解説>
「お前の悩みはおれの悩みでもある。一人で孤独に考えずにおれに相談しろよ」という友情を表現しています。
There isn’t anything I wouldn’t do for you / 君のためならどんなことだってするさ
<直訳>
「君のためにできない事は何もない」
<単語>
・anything I wouldn’t do for you
関係代名詞ですね。省略前の形は下記になります。
「anything <that I wouldn’t do for you>」
anythingをthat以下が修飾して、「君のためにできない全ての事」という意味になります。
<解説>
ちょっと分かりにくいですが、二重否定ですね。「君のためにできないことはない」つまり、「君のためなら何でもやる」という事ですね。
We stick together and can see it through / 何があろうと一緒に乗りこえていける
<直訳>
「私たちは一緒に我慢して、やり遂げることができる」
<単語>
・stick
名詞の「棒」という意味がありますが、ここでは動詞の「コツコツやる、我慢する」が適切でしょう。
・see it through
群動詞で「やり遂げる」という意味です。
・through
ちなみに前置詞の「through」は、「通り抜けて」という概念の単語であり、様々意味に拡張して使用されます。
<解説>
「二人一緒ならどんな困難でも乗り越えられる」という事を表現しています。
‘Cause you’ve got a friend in me / だって僕は君の友だちだもの
<直訳>
「なぜなら、あなたには既に私という友達がいる」
<単語>
・’cause
becauseの略で「なぜならば、~」という意味です。
<解説>
前文の「二人一緒ならどんな困難も乗り越えられる」の理由を ‘cause で説明しています。「だって、友達だからね」というように。
You’ve got a friend in me / 僕は君の友だちだから同じなので省略します。
Some other folks might be / 他の人が僕よりもA little bit smarter than I am / ちょっとだけ賢かったりBigger and stronger too, maybe / 背が高かったり、強かったりするだろう
この3文は繋げて考えた方が分かりやすいです。最初の2文を繋げなおすと下記のようになります。
Some other folks might be / A little bit smarter than I am / 他の人が僕よりも / ちょっとだけ賢かったり
<直訳>
「何人かは私よりもほんの少し賢いかもしれない」
<単語>
・folk
名詞で「人たち」という意味があります。「people」は書き言葉で無機質な感じですが、「folk」は喋り言葉で親しみを込めて使います。youにとっての知り合いや友達ですが、Iにとっては友達・知り合いではない人々の事を少し親しみを込めて指しているのでしょう。
・a little bit
「ほんの少し」という意味です。smartを修飾しています。もう少し分解します。
・little
形容詞で「小さい」という意味です。ただし、smallより感情が入る感じです。。小さい猫を見て「可愛くて小さい猫だね!」みたいな感じです)
・bit
「少し」という意味の名詞です。
<解説>
「きみの友達にはおれより賢い奴がいるかもしれないけど」という意味になります。
Bigger and stronger too, maybe / 背が高かったり、強かったりするだろう
<直訳>
「大きくて、強いかもしれない」
<単語>
・maybe
副詞で「たぶん、もしかしたら」という意味ですね。文中のmay beが話しているうちに、単独の言葉として成立したのでしょう。
<解説>
前文から意味が続いています。ただし、Bigger and stronger は「smarter」に掛かります。「おれよりも少しだけ賢くて、大きくて、強い友達がいるかもしれないけど」という意味になります。ここでの「a little bit」で少し悔しい気持ちがにじみ出ている感じがリアルですね笑
But none of them will ever love you ,The way I do,it’s me and you, boy / でも、僕は君の事を誰よりも大切に思っている
<直訳>
「誰もお前を愛したりしない。おれがするみたいにはね。その友情はおれとおまえだけさ」
<単語>
・none
代名詞です。「どれも(誰も)~ない。」という意味ですね。none of + 名詞(代名詞)という用法がよく使われます。
右記のように「All cats are not running = None of cats are running」書き換え可能です。
・the way I do
副詞的に「ぼくが思っているように」という意味で使います。よくスラング的に I love you just the way you are という言い方で、ありのままの君が好きという意味の表現があります。ビリージョエルの映画のタイトルでも似た表現が使われていますが、同じような用法です。
<解説>
前文の「おれより優秀な友達がいあるかもしれないけど」に対して、「でも、おれは決してお前を見捨てたりなんかしない」という意味ですね。熱い友情ですね笑
And as the years go by / どんなに時が経とうとも
<直訳>
「何年経っても」
<単語>
・go by
セットで「過ぎ去る」という意味があります。byの意味が分からなくてもgoだけで何となく 「時が行く」=「時が過ぎる」と連想できそうですね。Every Little Thingの曲に「Time goes by」という曲がありますが、これも時の移り変わりを表現した歌です。
<解説>
簡単なので省略です。
Our friendship will never die / 僕らの友情は決して無くならない
<直訳>
「私たちの友情は絶対に死なないだろう」
<単語>
・never
notを強調した形ですね。
<解説>
熱い友情を伺える歌詞ですね
You’re gonna see it’s our destiny / それが僕らの運命さ
<直訳>
「それが私たちの運命であることが見えるだろう」
<単語>
・’re gonna = are going to
「going to」の省略形です。喋り言葉ではみんな省略して使っています。イギリスのチャールズ皇太子もインタビューで使っているようですよ。 ちなみに「want to」も「wanna」と省略されることが多いです。
<解説>
「will」と違って、「gonna」は未来が決まっている時に使います。つまり、おれたちの友情は無くならない運命にある。それが見えている=わかっているという事ですね。
You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
You’ve got a friend in me / 僕は君の友だち
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I と you は誰なのか?
この歌で面白いと感じたのは、I と you に誰が当てはまるのか複数のパターンがあると感じたことです。それぞれ、ウッディを当てはめてみたり、バズを当てはめてみたり、アンディを当てはめてみたり、色んなキャラクターに当てはまるところもこの曲の魅力かもしれませんね!
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